庭に人工芝を敷くデメリットとは?知っておきたいポイントを解説

庭・外まわり

人工芝は手入れが簡単で見た目にも美しいことから、多くの家庭の庭に採用されるようになっています。

しかし見た目や利便性だけで選んでしまうと、後からデメリットに悩まされることもあります。

まず最も多く挙げられるデメリットは、夏場の高温です。

人工芝はプラスチック素材でできているため直射日光を受けると非常に熱くなり、庭での裸足の歩行が困難になります。

特に小さなお子様やペットがいる家庭では、火傷や熱中症のリスクを考慮する必要があるのです。

人工芝は水はけが悪いと雨水が溜まりやすく、湿気がこもることでカビや雑菌の温床になることがあります。

これは設置時に適切な下地処理を行わない場合に起こりやすく、長期的には悪臭の原因にもなりかねません。

庭に人工芝を敷くと土に直接触れることが難しくなるため、ガーデニングや家庭菜園がしにくくなるという点もデメリットです。

植物を植えるには別途プランターなどの設置が必要になり、自然とふれあう庭本来の楽しみ方が制限されてしまうこともあります。

初期費用も意外と高く、庭の広さによっては数万円から十数万円のコストがかかることも珍しくありません。

加えて人工芝の寿命は商品によって異なりますが直射日光や摩擦によって徐々に劣化し、見た目の美しさを保つには定期的な補修が必要です。

特に激しく使用する家庭では、数年で張り替えが必要になることもあります。

このように人工は便利で見た目も良い反面、熱湿気費用制限といった庭での自然な生活に影響を与えるデメリットも存在します。

導入前にはこれらの点をしっかりと理解し、自分のライフスタイルに合っているかどうかを検討することが大切です。

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